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2018年5月16日 (水)

AOCサンロマンのワインその1

AOCサンロマンのワインその1
AOCSaintRomain
CommuneSaintRomain

県名コートドールCotedOr
地区名コートドボーヌCotedeBeaune
栽培面積赤4382ha
白4948ha
基本収量赤40hl/ha
白45hl/ha
最低アルコール濃度
赤105区画名付き11
白11区画名付き115
葡萄品種赤ピノノワール。シャルドネ、ピノブラン、ピノグリ以上
3種で15以内
白シャルドネ、ピノブラン
飲み頃赤3年から10年
白3年から10年
村名ワイン
AOCサンロマン基本収量赤40hl/ha、白45hl/ha
AOCサンロマンコートドボーヌ基本収量40hl/ha
歴史的経緯により、赤ワインに限りコートドボーヌ全16村は
コミューン名コートドボーヌを名乗れる。
AOCコートドボーヌイラージュ基本収量40hl/ha
ピノノワール100で造られる赤ワインに限り
地方名ワイン
AOCブルゴーニュ基本収量赤55l/ha、白60hl/ha

ワインの特徴
際立つルビー色と黒みを帯びたチェリー色を呈する。スグリ、木苺やチェリー等の小さな赤い果実のアロマを放ち、4〜5年の熟成を経ると熟した果実、スパイスやスモーキーな香りが感じられ、タンニンは繊細かつエレガントになり、円みが出てボディに腰の強さが現れる。若いうちから飲めるが、10年の熟成に耐える力を秘める。ブルゴーニュ地方の古典的な赤ワイン。
フランスAOCワイン辞典

緑色を帯びた淡い金色を呈し、菩提樹などの白い花の豊かなアロマにミネラル香を伴う。味わいもミネラルが豊かで、熟成とともに円くなり、まろやかさが真価を発揮する。フレッシュで軽い酸味に支えられている。
フランスAOCワイン辞典

テロワール
地質学ファンには夢のような土地だ!土壌はリアス統である。畑は斜面にあり、曲面を利用し、すばらしい土壌に恵まれている。全体的に泥灰土石灰岩で、粘土質の土砂はの生育に最適である。畑は南南東、北北東むきで、標高280〜400mである。ブルゴーニュワイン委員会

サンロマンの特徴の決め手となるものは2つある。とても石灰分の強い土壌と、標高の高さだ。ブルゴーニュノ特級や1級畑のほとんどは250mから300mに位置するが、サンロマンの畑は標高300mから400mに位置する。標高が137m上がると摂氏1度下がるとされる。つまり、東向きのきつい勾配の日照に恵まれたスールシャトーのリューディは優れている。
このような高地の畑は暑い年には、他所にない酸をしっかりとどめ、例年より濃厚芳醇なこともある。
石灰質の土壌は力強さのない赤ワインに繊細さをもたらし個性が与えられる。赤ワインには強いクセといくばくかの野暮ったさが備わる。若くても楽しめるが、やはり標高のおかげできつい酸がつきものだから、品よく熟成させることもできる。とはいってもたいていのサンロマンの酸は収穫から5年ほどで変容を遂げ、涼しいセラーであればあと5年もつにとどまる。その風味はよくサクランボにたとえられるが、ちょっぴり苦い野生のサクランボといったところだろう。
石灰質土壌と高い酸度により、サンロマンの良くできた白は、古風なつくりのシャブリに相通ずるものを持つ。ミネラル質を強く感じさせるテロワールの味わいとともに突き通すような酸味があって思わしくない収穫年ではこれがきつくなりすぎる。
ブルゴーニユワインがわかるマットクレイマー抜粋

根拠法
2011年11月26日政令第20111402号。

注目の生産者SaintRomain
DomaineHenrietGillesBuisson〜ドメーヌアンリウジルビュイソン
定評のある赤と白を造るが、とりわけ赤が優れ、濃度と凝縮感は普通ではない。白ならスーラェルを探そう。ブルゴーニユワインがわかるマットクレイマー
DomaineduChateaudePuligny
〜ドメーヌデュシャトードピュリニモンラシェ
地主にして元村長のロランテナンは、良い白を造り、ひさしくサンロマンのワインを率先して世に広めてきた。
シャブリのラロンシュ社を経て、ボルドーにシャトーを持つフランス不動産銀行に買収された。
ブルゴーニユワインがわかるマットクレイマー
DomaineDenisCarre〜ドメーヌドニカレ
ルジヤロンの畑の持つ048haの小区画から濃厚な赤を造る。
ブルゴーニユワインがわかるマットクレイマー
DomaineBernardFevre〜ドメーヌベルナールフェル
新進気鋭の作り手。323haの畑を持つほかに、ボーヌ、オーセイデュレス、サンロマンに合計4haを超える畑を借りて分益耕作を行う。赤のサンロマン08haはかたく引き締まった優品で、この村の好例。ポマールのアンドレミュスイの甥で、彼とともに醸造する。注目したい。
ブルゴーニユワインがわかるマットクレイマー
MaisonJeanGermain〜メゾンジャンジェルマン
本拠地はムルソーだがサンロマンでは重要なネゴシアン。クロスールシャトーにある0809るワインは、私にはサンロマン最高の白と思われる。ミネラル質のような風味に溢れ、優れた深さを持ち、あまたあるムルソーのはんぱな村名ワインを見下ろすようだ。
ブルゴーニユワインがわかるマットクレイマー

DomaineAlainGras〜ドメーヌアラングラ
赤白どちらも一流の腕を持つ。1985年の赤は今でも記憶によみがえる。ふつうのサンロマンとちがい、その赤はしなやかなもので、武骨のところも見当たらない。探し買いがある。
ブルゴーニユワインがわかるマットクレイマー
LoisLatour〜ルイラトゥール
大手取引業者にしては珍しく、ラトゥールはサンロマンにも目を配っている。白は優れていて、レストランノリストに良作年のものがあればお薦めである。ブルゴーニユワインがわかるマットクレイマー
Leroy〜ルロワ
このネゴシアンもたまにサンロマンのワインを買い付けることがある。法外な高値で知られるつくり手にしてはお買い得品といいえる。ブルゴーニユワインがわかるマットクレイマー
DomaineTheveninMonthelie〜ドメーヌテナンモンテリ
シロのサンロマンの名手。ロランテナンとは縁戚でない。ドメーヌはコートドボーヌ中に散在する16haあまりの畑からなる大きなものだが、このなかでサンロマンには、スールシャトーに3haの畑を持ち、この村の白のお手本のようなワインを作り上げている。
ブルゴーニユワインがわかるマットクレイマー

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